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歯が悪いのは遺伝しますか?
「親も歯が悪かったから…」と、むし歯のひどい患者さんの中には暗に遺伝のせいにしている人がいますが、遺伝がすべてではありません。一般に病気の原因を大別すると、遺伝子にプログラムされた牋篥鼠廾瓩函∪限粒阿ら入る病原菌や食事などの犂超要因瓩瞭鵑弔吠けられます。むし歯は、これらのほぼ中間に位置すると考えたらよいでしょう。
つまり、齲蝕感受性(むし歯になりやすいか、なりにくいか)は、遺伝要因と環境要因の両方が関係しているといえるからです。歯の形、歯の発育の仕方、歯の生え方、歯並びなどは齲蝕感受性に大きく関係します。これらは遺伝によって決まる面が大きいことが、研究者によって明らかにされています。遺伝要因が大きく影響する歯並びを例にとると、歯並びが悪いと当然食物が詰まりやすく、歯もみがきにくいため、むし歯になりやすくなります。しかし、口腔清掃の状態、糖類のとり方、唾液の性状といった環境因子の相違で、むし歯のかかり方が違ってきます。
現在のむし歯予防は口腔清掃の徹底、糖類の制限、フッ化物などによる歯の質の強化を中心に行われていますが、これらは環境要因を改善することによって、むし歯を抑制しようとしているわけです。また、むし歯菌は母親から子どもへ伝えられる割合が高いため、むし歯になりやすい両親は自分の歯の治療や予防はもちろん、子どもさんの口の中の健康に関心を持ち、親子ともども、むし歯にならないように心がけましょう。
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むし歯菌は、どこから来るのですか?
 人間は生まれ落ちた瞬間から種々の雑菌と共存し始めます。口の中も例外ではなく、オギャーと産声を発した瞬間からいろいろな菌が住み着き始め、最終的には350〜700種類以上の細菌が口の中に生息することになります。その中に、むし歯菌もいるのです。
では、むし歯菌はどこから来るのでしょうか?
最近の研究によると、70%以上の確率で母親のむし歯菌が赤ちゃんにうつることがわかりました。
歯周病に関する同じような研究はまだありませんが、母親の歯周病菌も赤ちゃんにうつっていくことは想像に難くありません。このような観点から、妊娠したことがわかったら、あるいは妊娠する可能性のある女性では、むし歯と歯周病の処置をきちっとしてお産を迎えることが大切です。そのことが、ひいては生まれてくる赤ちゃんのお口の健康につながるのです。
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むし歯は、どうしてできるのですか?
 むし歯が発生するには、次の4つの条件がすべて満たされなければなりません。
  1. 歯があること
  2. 食べもののかすがあること
  3. 口の中に細菌がいること
  4. 時間の経過
食事をすると食べもののかすが歯にくっついて残ります。この中に含まれる糖質に口の中の細菌、特にストレプトコッカス・ミュータンスが作用して、デキストランという大変ネバネバしていて水に溶けにくいものを作ります。
 このデキストランは歯にくっつきやすく、時間がたつにつれて歯の表面に細菌の塊であるプラーク(歯垢)を作ります。このプラークに食べものの糖質がつきますと、プラークの中の細菌が糖質を材料に酸を作ります。つまり、砂糖は口の中で3分後にはPH5.0以下の強い酸に変化します。歯のエナメル質が溶ける酸の強さは、PH5.4です。これより強い酸を作るのですから、健康な歯もひとたまりもありません。この酸の状態は20分間も続きます。
 つまり、糖質をとらないようにすれば、むし歯はできないのです。とはいっても、糖質は疲労回復にも効くわけですし、糖質をまったくとらない生活は現代の食生活を考えると不可能です。
 そこで、むし歯を防ぐ方法として考えられるのはプラークを取り除くことです。これには歯みがきしかありません。食事をしたら糖質が酸に変わらないように歯をよくみがきましょう。これがむし歯を防ぐ最良の方法です。
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乳歯のむし歯も治療しなければいけませんか?
乳歯は生えかわるので、むし歯になってもかまわないと思っていませんか。本当にそうでしょうか。
乳歯がむし歯になり、穴があき、膿をもって腫れたり、または抜かざるを得なくなったりすると、痛んだり、物を食べられなくなったりするなどの問題が起こるばかりではありません。乳歯の健康は末永く働いてほしい永久歯まで大きく影響するのです。
乳歯のむし歯が進行し神経まで達すると、細菌は乳歯の根の外へ進んでいきます。そこにはできかけの永久歯の芽があります。ここで細菌による炎症が起こると、永久歯の色や形に影響が及ぶことがあります。また、むし歯により乳歯が早く抜けてしまうと、後から生えてくる永久歯が正しい位置に並ばず、歯並びが悪くなります。そのため汚れがたまりやすく、永久歯もむし歯になる可能性が大きくなります。乳歯がむし歯になり、よく噛めないと、成長が著しい幼児期のからだ、顔、顎の発育のためにも非常にマイナスです。乳歯のむし歯はきちんと治療し、むし歯にな らないように予防に努める事が大切です。
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