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矯正治療は、いつ頃から始めたらよいですか?
 矯正治療は早期治療(第一期治療)と永久歯治療(第二期治療)に分けられますが、開始時期は歯並びの状態だけでは決められません。
顎の成長、習癖(指しゃぶり、舌癖など)、性別、年齢、歯や歯周組織の健康状態、本人のやる気、家族の理解などの条件によって異なってきます。もちろん、不正咬合が原因で放っておけない障害を起こしている場合は、早期に治療を始める必要があります。
 早期治療は5歳から10歳ぐらいの乳歯の時期に行います。放っておけない悪い状態があれば少しでも早く治しておいて、永久歯がうまく生える状態にする治療のことです。この時期は、受け口など不正咬合の原因となる顎骨の成長を、ある程度コントロールできるといわれています。また矯正装置の慣れも早く、歯を抜かずに治療できるなどのメリットもあります。
 永久歯治療は乳歯がすべて永久歯に生えかわってからの治療です。早くて12歳前後からで、永久歯のほとんどの歯に装置をつけますので、広い範囲で徹底的に治療を行うことができます。
 治療の期間は、早期治療が平均1〜2年、永久歯治療が平均2〜3年、通院は月に1〜2回程度。ただ、後戻りや成長発育による変化を見るため、一定の観察期間が必要となります。
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歯並びをよくする方法にはどんなものがありますか?
 理想的な歯並びを持ち、かつ、むし歯や歯周病にもかかっていない人はほとんどいません。しかし、むし歯や歯周病を病気と考えても、歯並びは気にかけない人が多いようです。日本人は歯並び(歯列不正や不正咬合)に対してあまり神経質ではありませんが、欧米人はとても敏感です。
 極端に歯並びが悪いと審美的に問題があるだけでなく、食べものが噛みにくい、噛み切れない、むし歯や歯周病になりやすいなどの弊害がでてきます。
 原因としては、口呼吸、アデノイド、悪習慣(指しゃぶり、舌を噛む等)、骨格や歯の大きさなどの遺伝要素などが挙げられます。現代は軟らかい食べものが多いため骨の発達が悪くなり、叢生いわゆる乱杭歯(不揃いの歯)が多いといわれています。
 歯をきれいに並べることを矯正治療といいます。これは歯に対してわずか数十グラムの力(金属の弾性やゴムの弾力を使います)を持続的に与えることにより、歯を動かしたり、起こしたり、回転させたりして、歯を理想的な位置に並べようとするものです。また、入れ歯やマウスピースのような装置を用いる場合もあります。
 歯が動くには時間がかかるため、一般には数ヶ月から数年の治療期間を要します。また、矯正器具をはずしてから後戻りが生じるために、保定期間をおくことも必要になってきます。
 歯を動かすスペースがない場合は抜歯することもあります。
 また、顎の骨自体に変形や異常がある場合は外科的矯正を行う場合もあります。これは、顎の骨を切り、骨を動かすことで歯並びをよくしようとする治療です。
 歯並びが気になる方は、一度矯正専門医に相談してみましょう。
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マウスガードとは、どんなものですか?
 アメリカンフットボールといえば、だれでもあの独特のヘルメットと肩の盛り上がったプロテクターを着けた雄姿を連想するでしょう。
 あのヘルメットやプロテクターほど見た目のカッコ良さはありませんが、選手はもう一つ大切な防具を身につけています。それがマウスガード(マウスプロテクター)です。歯や口の中の粘膜、舌、唇などを外傷から守るもので、上下顎骨の骨折や脳しんとうの予防にも効果があるといわれています。
 マウスガードには、市販品で使用に際して選手自身が温湯で軟化して調整できるタイプのものと、市販品で調整が不能な既製のタイプのもの、歯科医師が選手一人ひとりの口の中の型に合わせて製作する、いわゆるカスタムメイドのものなどがあります。
 自分の口の中にピッタリ合ったものが最良で、その点からはカスタムメイドのものがお勧めとなります。
 現在、アメフト、ボクシング、空手はマウスガードの使用が義務づけられています。ほかにラグビー、レスリングはもちろん、重量挙げや砲丸投げ、円盤投げなど瞬間的に強い筋力を必要とするスポーツも競技中は選手がかなり強力に歯を食いしばり、歯が異常にすり減ったり、破損したりすることがありますので、それらを防止するためにもマウスガードの使用が有効となります。
 最近では安全性もさることながら、噛み合わせを改善することにより、より高い能力を引き出そうと試みるなど、歯とスポーツを結びつけて考える、いわゆる「スポーツ歯学」に関心が高まっています。
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審美歯科とは何ですか?
 歯の色をきれいにしたり、歯並びを整えたりすることにより、口元を美しく自然な状態に整える歯科治療のことです。
 欧米では歯並びが乱れていたり歯が汚れていたりすると、社会的には認められません。そこで、多くの子どもたちが歯科矯正治療を受けています。テレビや映画に登場する政治家や俳優に八重歯があったり、歯が黒ずんでいたりすることはありません。
 また、中国では古くから美人を表現するのに猝説扉歯瓩箸いΩ斥佞使われてきました。これは、美しい澄み切った瞳と白い歯が美人の条件であることをいっています。
 「審美」というと「エステ」「美容整形」というイメージがありますが、矯正治療は外見だけの問題ではありません。歯並びを整えることにより噛み合わせも良好になりますし、清掃もしやすくなります。また、不幸にして歯に着色があったり、むし歯があって見た目が良くなかったりすると、精神的な負担になる場合があります。
 「歯をきれいにしたい」と歯科医院を訪ねる患者さんの多くは、気になって大きく口を開けて笑えないといいます。
 歯が生えた後に生じた着色であれば多くの場合除去することができますが、歯そのものの着色や変色、むし歯による審美不良では、何らかの人工物に置き換えることになります。その方法にはいろいろなものがありますし、また、部位(場所)によっては保険の効かない場合もあります。
 詳しくは、かかりつけの歯科医院でご相談ください。
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歯に詰めた金属によるアレルギーが心配なのですが…
 歯科の治療では以前から金、白金、パラジウム、銀、コバルト、ニッケルなどの金属を合金の形で使用してきました。これらは優れた歯科材料として治療を行う上で重要な役割を担っています。
 しかし、口腔内という特殊な状況下では常に唾液に浸されているために微量の金属イオンが溶出し、それが生体内のタンパク質と結合し、本来生体内には存在しない異種タンパクができあがります。この異種タンパクに対する拒絶反応としてアレルギーが起こるのです。
 この歯科用の金属によるアレルギーは、薬物や食物によるアレルギーに比べて非常にまれにしか発現しませんが、一種のアレルギー性皮膚炎(かぶれ)の症状が起こることがあります。
 そういう症状のある方は歯科用の金属だけでなく、日頃身につけているアクセサリー(ピアス、ブレスレット、腕時計など)など心当たりのある金属製品をすべてチェックしなければなりません。一度皮膚科でパッチテストを受けて、アレルギーの原因である金属を調べてもらってください。
 歯科材料の中にはポーセレン(セラミック)、プラスチックなど代用可能なものもありますので、金属アレルギーが心配な方は、かかりつけの歯科医院でご相談ください。
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前歯を白い歯にしたいのですが…
 あなたの前歯がどういう状態かによって治療の方法が異なります。
 まず、むし歯の穴が大きい歯や、神経が死んでしまっているような歯では全体的にかぶせる方法が用いられます。材料として、保険適用の硬質レジン前装冠(金属冠で、外側の見える部分が硬いプラスチック)と、保険外のメタルボンド冠(見える部分がセラミック)や、金属を使用せず、すべてセラミックのポーセレンジャケット冠などで歯を白くすることができます。
 硬質レジンは経年的に変色してしまいますが、セラミックは変色せず、いつまでも最初の光沢を保つことができます。
 次に、生まれつき褐色に変色している歯や、むし歯治療後数年経過し、まだらになった歯では、歯の表面を0.3〜0.5从錣辰董薄いセラミックを接着剤で張りつけるポーセレンラミネートベニアという方法があります。この方法は歯の切削量が最小限で済み、処置のために神経を取る必要もありません。ただし、保険は利きません。
 また、手軽に薬を使って歯の色を改善するホワイトニングという方法もあります。形どりをしてマウスピースを作り自宅で行うホームホワイトニング、歯科医院で行うオフィスホワイトニングがあります。年数がたつと後戻りが起こるので効果は永久的ではないようです。
 一度かかりつけの歯科医院で相談され、納得のいく説明を受けてから治療に入るようにしてください。
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口内炎と全身疾患との関係について教えてください。
 口内炎とは、口腔粘膜に現れる炎症性の病変をいいます。その炎症の状態には、水疱(水ぶくれ)、潰瘍、紅斑(粘膜の赤みが強くなったもの)、偽膜(白みを帯びた表面で覆われたもの)などがあります。
 口内炎の原因には、
  1. ウイルス・細菌などの微生物(ヘルペス、真菌など)
  2. 免疫異常(ベーチェット病、再発性アフタ、薬疹、多形滲出性紅斑など)
  3. 外からの刺激(むし歯や不適合義歯、放射線など)
 があります。ここでは1、2の全身性の口内炎の主なものについて述べます。
 ヘルペスウイルスの感染によってできるヘルペス性口内炎は、小さい水疱が口腔内に広がり、激しい痛みのために食事が苦痛になります。そのため、脱水や栄養不良により小児やお年寄りでは入院治療が必要になることがあります。
 多形滲出性紅斑は、抗生物質やバルビツール系、ピリン系などの薬剤に対するアレルギー反応により発症し、口腔内や皮膚にさまざまな形をした赤い斑点状の腫れや、ただれが起きます。出血しやすく、触ると痛みも激しいため食事がとりにくくなります。
 全身疾患との関連では頻度は少ないのですが、ベーチェット病を忘れてはなりません。再発性の蓄膿性ぶどう膜炎・虹彩炎の眼症状、再発性アフタ性口内炎や外陰部潰瘍が反復して起こり、いずれも難治性です。目に障害を残すことも少なくないので、目、口腔、陰部に治りにくい異常があったら、放置せずに専門医の診察を受けてください。
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歯科治療で取り扱う人工物の耐用年数はどのくらいですか?
 数年前、ある学会で、歯科医院における歯科修復物の耐用年数を追跡調査した論文が発表されました。それによると、保険で治療した前歯や奥歯に詰めるプラスチック(レジンという白い合成樹脂)は、平均2〜3年と出ました。奥歯にかぶせる鋳造冠は平均2〜5年、ブリッジは平均3〜5年、取りはずしができる義歯も平均2〜4年でした。
 この結果から、歯科治療で取り扱う人工物の耐用年数は平均して2〜5年と考えてよいと思われます。
 むし歯になってしまった歯を削っていくら精巧な人工物に置き換えても、半永久的に長持ちするはずはありません。どのような人工物にも必ず耐用年数があります。口の中も同じことです。
 噛む時は、1本の歯にその人の体重と同等の圧力がかかるといわれています。そして、口の中はいつも水気があり、熱いものや冷たいものが出入りします。さらに食べた後は、口の中は酸性度が高まります。そうした中で、修復物が永久にもつということは考えられません。むしろ、このような厳しい場所での人工物の耐用年数は確実に短いはずです。
 治療した歯を長もちさせる秘けつは、むし歯や歯周病にかからないことです。そのためにも、むし歯等をしっかり予防することが大切です。定期的に歯科医院を訪ね、歯の健康チェックを行ってください。
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三叉神経痛とは、どんな病気ですか?
 三叉神経痛は、文字どおり三叉神経支配領域に痛みを感じる病気で、古くからもっとも苦しい疾患の一つといわれています。三叉神経は顔面や口腔の主に知覚を司っている神経で、3本(眼神経、上顎神経、下顎神経)からなっていますが、歯や歯ぐきの感覚も三叉神経に支配されているので、むし歯や歯周病の痛みと間違われることがよくあります。
 三叉神経痛の痛みの特徴は
  1. 発作的な激しい痛み(電気が走るような痛み)
  2. 短時間の持続(数秒から10数秒)
  3. 三叉神経領域に一致
  4. 発作と発作の間は無症状
などです。これらの痛みは睡眠中にはおこらず、咀嚼(食物を噛み砕くこと)、歯みがき、洗顔、会話などの刺激により誘発されることが多いようです。
 本症の原因は、最近では頭蓋骨内で血管が三叉神経を圧迫しているからと考えられており、多くの三叉神経痛は自然緩解を繰り返しながら次第に症状が重症化していきます。
 治療法としては薬物療法(カルバマゼピン)、神経ブロック(麻酔薬やアルコールの注射)、血管減圧術(脳神経開頭手術)が普及しています。三叉神経痛の患者さんは、はじめに一般の歯科医院を訪れる場合が多いと思いますが、口腔外科、脳神経外科、麻酔科などとの連携が必要といえるでしょう。
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歯の痛みに効くツボがあると聞いたのですが…
 歯科医学が発達し、麻酔学が一般に広く応用され始めたのはごく最近のことです。それ以前の時代には、一旦歯痛が起こるとその痛みは耐えがたく、死ぬほどの苦しみであったのではないかと思います。先人はこの痛みだけでもとろうと研究し、その結果がさまざまな鍼灸書に残されています。
 東洋医学の思想では人間の体中に「気」というものが流れていて、それが滞ると病気になると説明されています。この「気」の流れが皮膚の上にでてきた部分のことをいわゆる「ツボ」といいます。歯痛に効く「ツボ」も多くありますが、合谷(手の人差し指と親指の付け根の間)、足三里(膝の斜め外側)、上関(ほほ骨の中央の上)などが有名です。歯科医院に行けない場合など、これらの「ツボ」を自分で押すと痛みが和らぎます。また、いわゆる歯槽膿漏には女膝(かかとの後ろ)へのお灸がよく効きます。また、どうしても麻酔薬が使えない患者さんに対しては、針麻酔による抜歯なども可能です。
 検査技術がなかった古代には顔色、脈状(脈の数、強さ、性質などのこと)、息のにおい、食べものの嗜好、見た夢などさまざまな患者の情報を得てから治療方針を立てていました。その中で最も重要な情報のひとつに舌診があります。これは舌の色や大きさ、性状などから全身状態を把握するもので、現代の鍼灸師や漢方医も大切にしています。
 このように、東洋医学には西洋医学では理解できないようなことが多くありますので、歯が痛い場合は、かかりつけの歯科医院に行くことをお勧めします。
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グルメブームですが、食べものの味はどのようにして感じるのですか?
 味覚にはいろいろな種類がありますが、基本的には甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味といわれています。
 すべての食べものの味は、この基本味の組み合わせによってできていますが、実際に食べるときの食べものの味には、これらのほかに、におい(臭覚)、色(視覚)、皮膚感覚(温度感覚、触覚、圧覚、および痛覚)など、総合的な感覚が加わります。
 ときには噛み砕くときの音(聴覚)さえも味覚をつくる重要な要素になります。特に日本人は古くから犹触り瓩領匹い發里筺↓犹ごたえ瓩里△訖べものを好む習慣があります。「こりこり」「パリパリ」「しゃきしゃき」などの音がそうです。
 食べものは、よく噛むことによって唾液の分泌が盛んになり味覚が促進され、ますます噛む運動や、飲み込み運動がスムーズに行われます。食べものは人間にとって生命を維持する大切な栄養源であると同時に、食べもの独特の味を味わうことによって、食生活の楽しさ、人生の豊かさを感じることができるのです。
 もし、プラークコントロール(口の中の清掃)が不十分でむし歯や歯周病などの慢性炎症があったり、あるいは詰めものや入れ歯が合っていなかったりしたときは、味覚に異常をきたしてしまいます。また、早い時期に歯を失ってしまうと、健康を損なうのはもちろんのこと、自然が作り出したこの素晴らしい食べものの味を味わえなくなり、人生の楽しみは半減してしまいます。
 わたしたちは生涯自分の歯で本物の味を楽しむことができるよう、健康な歯と歯ぐきをぜひ維持していきましょう。
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歯にも漢方治療がありますか?
 一般に漢方を使用する場合、まず患者さんの全身状態と体質を見極めた上で、用いる漢方薬の種類を決めます。
 例えば、同じ風邪でも人により症状がさまざまです。そして症状そのものも、だんだんと変化してきます。それらの状態に合わせて疾患を治療していくのが、漢方治療です。
 つまり、風邪をひいて、初期の急な発熱、頭痛、寒気があり、首の後ろが凝っていて、汗の出ない、体力のある時期には葛根湯。そして体力が低下、じわじわと汗ばんでいて、鼻がぐずついている症状の時期には桂枝湯を用いるといった具合です。
 歯や口腔領域に対する漢方治療もこれと同様に、患者さんの全身の状態や体質から判断し、痛み、腫れ、膿などを伴った疾患に応用できます。
 例えば、口内炎、舌炎、歯周病、舌痛症などに有効だといわれています。また、患者さんがアレルギー、特異体質、薬の副作用などにより一般の抗生剤や鎮痛剤を服用することができない場合には、漢方治療は特に有効な方法だと思われます。
 ただ、残念なことに保険上の問題などがあり、漢方治療を手掛けている歯科医師は少なく、あまり一般的ではありません。
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インプラントとは、どんな治療法ですか?
 むし歯や歯槽膿漏で歯が喪くなったとき、両隣の歯を削ってつなげて入れるブリッジや、取りはずし式の義歯(入れ歯)で修復するのが一般的ですが、それとは違って、インプラントは骨の中に人工物の土台(人工歯根)を埋め込んで、固定式の歯をつくる処置方法のことをいいます。
 材料としては、以前はセラミックなどいろいろなものがありましたが、現在ではほとんどがチタンという金属製です。形も、以前はブレードといって板状のものが主流でしたが、現在は円柱形のストレートタイプか、ネジ切りしたタイプが主流です。この治療法には一切健康保険は利用できず、自費の治療となります。
 現在、いろいろな種類のインプラントが使われていますが、そのほとんどが骨と結合させるタイプであるため、埋入手術後3〜4ヶ月は力をかけずに骨とくっつくのを待ち、その後、土台のパーツをねじ込み、その上に人工の歯をネジ止めしたり、セメントで固定したりして噛み合わせを修復します。また、総入れ歯の患者さんでは前の方に2〜4本埋入し、特殊な装置を使って入れ歯の安定のために使います。
 現在では、多少骨が足りないくらいなら処置できますが、基本的には埋入する部位の骨が非常に薄い場合は、うまくいきません。
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歯科では、自費治療の方が保険治療よりも良いのですか?
 現在、日本では患者さんの口の中がどのような状態でも保険で一応治療することができます。しかし、それは口の中の健康を回復する上での必要最低限の治療であって、すべての人が満足することができるようなアメニティ(快適性)の部分にまで気を配った治療ではありません。
 例えば、前歯の治療の場合、保険の効くプラスチックの歯はどうしても変色は避けられません。つまり、たばこのヤニ、食品の色素などで経年的に変色します。また、女性の場合では、口紅がプラスチックの歯の表面についてしまいます。これが自費のセラミックの歯であれば、変色もなく口紅もつかず、自分の歯と同じような輝きを保つことができます。
 義歯(入れ歯)の場合では、まずその設計が自由になります。保険では、義歯を口の中に固定させるためにクラスプというバネの装置を使いますが、これが場合によっては掛けている歯を傷めたり、外観上目立ったりします。しかし、自費の義歯では保険による制約がありませんから、このクラスプを使わないで自由な設計のもと、特殊な装置を使って義歯を作製することができます。また、上顎の義歯床の内面などにプラスチックの代わりに薄い金属を使って、違和感の少ない、温度感覚に優れた丈夫な義歯を設計することもできます。
 最近では、自分の歯が抜けてなくなったところにインプラント(人工歯根)を埋入して、新たに固定性の歯を作ることもできるようになってきました。これにより、従来の方法に比べてより自然に近いフィーリングとアメニティを患者さんに提供することが可能になりました。
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爛ぅ鵐侫ームド・コンセント瓩箸蓮△匹ΔいΔ海箸任垢?
 最近は自分の歯に対する意識が高まっています。痛むから歯科医院を訪れるというだけでなく、「歯並びが悪いのできれいにしたい」「歯の色が黒くなったので白い歯に戻したい」「歯を大切にして健康な生活を送りたい」など、歯科医療に対するニーズも多様化しています。
 医療を取り巻く環境は大きく変化し、種々の情報が飛び交っています。そんな中で爛ぅ鵐侫ームド・コンセント瓩箸いΩ斥佞鬚靴个靴亳聞きします。
 この言葉は日本では「説明と同意」という意味に訳されています。病気になったとき、自分の受ける医療行為に対して「病気の状態や治療方法」「治療期間や予後の問題」など詳しい説明を受け、納得した上で患者さんと医療担当者が力を合わせて病気を克服していこうということです。
 わたしたちの日常の診療は患者さんとの信頼関係が基本です。できるだけ患者さんが理解しやすい言葉で説明し、納得してもらった上で治療を進めるように努めています。しかし、どこまで詳しく説明できるか、説明をどれだけ理解してもらったか、大変難しい問題です。
 一所懸命に説明していることが、つい熱が入りすぎて狎眛性瓩砲覆辰討い襪海箸あるかもしれません。たとえその医療行為が患者さんの身体を、あるいは口腔の健康を考慮した上であっても、歯科医師が決めるのではなく、やはり最終的な選択は患者さん自身がすることになります。わたしたちは、そのために必要な情報を可能な限り患者さんに提供していきたいと思っています。
 爛ぅ鵐侫ームド・コンセント瓩蓮∈Fの医療の基本ともいうべきものです。歯科医師と患者さんが対等な立場で信頼関係を築いて歯科医療を実践していくことが、わたしたちの心からの願いです。
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睡眠時無呼吸症候群とは、どんな病気ですか?
 日本人の半分は「いびき」をかいているといわれます。ひそかに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
 若い頃は「いびき」をかかなかった人でも中年以降になるとかくようになるのは、のど(軟口蓋や上気道)の筋肉の緊張が弱まるからです。
 もともと「いびき」をかく人は下顎が小さく首の短く太い人や、太った体形の人に多いといわれています。また、どんな人でも心身の疲労が強いときや泥酔して眠りについたときは「いびき」をかくことが多いようです。
 人はあおむけに横たわり口を少し開くと下顎が後ろに下がり、それにつれて舌根が沈下します。その際、のどと舌根の間にできる狭いすき間に空気が流れると、空気の振動が起こります。これが「いびき」のメカニズムです。この状態がひどくなると、のどと舌根が接し、空気抵抗が増大し、呼吸が一時的に停止してしまうことがあります。これが睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)です。1時間に10秒以上の呼吸停止が5回以上起こると、この病気の診断が下されます。
 一般にSASの患者さんは睡眠深度が浅く熟睡できないため、起床後も爽快感がなく、昼間に耐え難い眠気があり、ひどい場合には自動車運転中に突然意識を失って大事故を起こすこともあります。
 そこでSASの原因である下顎の後退と舌根の沈下に注目して、下顎が後ろに下がらないようにするマウスピース
を睡眠中に装着してもらう「いびき」治療法を歯科で行い、効果がある場合もあります。この方法は簡便で、手術のような患者さんへの負担がほとんどないため、関心を集めています。
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